シミ肌に卒業しま専科

顔に出来た丸いシミが年々濃くなっていく!その正体は老人性色素斑

顔に丸いシミができる老人性色素斑とは

 

数年前に目尻の下あたりに薄く茶色の丸いシミが出来ていることに気付いてはいたものの、日々の事で忙しく、後で後でと後回しにしていたせいで、気付けばシミだとハッキリ分かるくらい色が濃くなり、しかも大きさも大きくなっていた。

 

こういう経験をされた方、私を含め結構おられるのではないでしょうか?

 

シミが突然ドン!と大きくなったのなら、「ヤバイ!」と強くシミを意識することができるはずですが、少しずつ少しずつ濃く大きくなっていくので、毎日鏡を見ていても、「どうにかしなきゃ!」と思うまでに結構時間がかかったりします。

 

このハッキリと顔に現れた丸いシミを、老人性色素斑と言います。別名、日光黒子とも呼ばれるシミで、紫外線を浴びて日焼けすることが原因で生じるシミです。

 

日焼けが原因なので、紫外線を浴びた人なら誰にでも出る可能性があり、シミの代表格とも言われる所以はここにあります。

 

 

老人性色素斑の原因と出来やすい年齢は?

 

老人性色素斑が顔に出始める年齢は、30代後半から40代の頃が一般的には一番多いと思います。

 

老人性色素斑は日焼けが原因です。とはいえ、1週間2週間前に思いっきり日に当たって日焼けしてしまった!というような、直近の日焼けで起こるものではありません。

 

5年前、10年前、20年前というような、昔の日焼けが原因です。昔の日焼けのダメージがどんどん積み木の様に積み重なり、そのダメージが許容範囲を超えて積み重なった時に、肌表面にシミとして現れます。

 

日焼けした時に大量に肌を黒く見せるメラニン色素が出来るのですが、加齢で肌の生まれ変わり機能が衰えていることで、
大量のメラニン色素はどんどん積み木のように表皮に蓄積されていきます。そして、肌に溜め込む容量をオーバーした時に、シミとなって肌表面に現れます。

 

これが老人性色素斑が出来るメカニズムです。

 

シミが表に現れるのにかかる年数は、人によって肌年齢が異なるのでまちまちです。日頃から基本的なスキンケアをこまめにしている人なら、スキンケアを怠けている人に比べると皮膚の生まれ変わり速度が速いので、日焼けのダメージも排出されやすく、シミとなって現れるのに年数を稼ぐことが出来るので、40代以降からシミが出始めるということもあります。

 

しかし、若い時から無防備に日焼けを繰り返してきて、なおかつ、スキンケアも怠け放題でお肌に特に気を使ってこなかった場合は、皮膚の生まれ変わり速度はグンと遅くなり、メラニン色素がどんどん溜まっていき、20代という若さでも老人性色素斑が出来るということも十分に考えられます。

 

 

出来てしまった老人性色素斑を化粧品で消す方法

 

老人性色素斑はシミの出来始めの時は、日焼けした時に赤くなりやすい頬骨の辺りに、数ミリくらいの大きさでうっすらと出てきます。そしてその後、数ミリだったのが数センチに少しずつ大きくなり、だんだんと色も濃くなって、ハッキリ目立つシミへと成長していきます。

 

この出来てしまったシミですが、うっすらと薄いシミの場合はまだ表皮の浅い場所にシミがあるので、美白化粧品で完全に消すことが出来ます。また、濃くなったシミで表皮の深い場所にできたシミも、日数は浅い場所のシミよりもかかってしまいますが、化粧をすれば分からなくなる程度まで薄くすることが出来ます。

 

 

シミに効果的な美白成分

 

シミが出始めたから美白化粧品を使おう!と思っても、ドラッグストアに行ってみれば色んな種類があり、どれを選べばよいのか実に迷います。

 

そこでお勧めの美白成分をご紹介します。それはズバリ、ビタミンC誘導体です。

 

美白成分が果たす役割は4つあります。

 

 

1.メラニン色素の生成を促す活性酸素を除去する
2.メラニン色素を作るよう指令を出す情報伝達物質を抑える
3.メラニン色素を作る酵素チロシナーゼを鎮静する
4.メラニン色素を薄くする

 

 

 

美白に関心のある人なら聞いたことのあるアルブチンやエラグ酸は、チロシナーゼを鎮静する働きをし、トラネキサム酸は情報伝達物質を抑える働きをします。このように、このほかにも色々な美白成分がありますが、そのほとんどが果たす役割は一つです。

 

ところが、ビタミンC誘導体は、活性酸素を除去する・チロシナーゼを鎮静する・メラニン色素を薄くするの、3つもの働きを持つ美白成分なのです。

 

特に、出来てしまったメラニン色素を薄くする働きはビタミンC誘導体にしかないことも考えると、「出来たシミをどうにかしたい!」という方にお勧めの美白成分は、ズバリ、ビタミンC誘導体ということになります。

 

あともう一つ有効なのが、ハイドロキノンです。これは効き目が非常に強いため、副作用の件も考慮して、本来は皮膚科で処方される外用薬にしか含まれていなかった成分です。

 

しかし、薬事法の改正により、濃度2%までなら市販の美白化粧品にも含めて良いことになりました。ハイドロキノンにはチロシナーゼを鎮静する働きと、沈着したメラニンの色を薄める働きがあるので、ハイドロキノンもシミを消すのに有効な成分だと言えます。

 

 

出来てしまった老人性色素斑を体の中から消す方法

 

シミを薄くするには、美白化粧品を使って外側からシミにアプローチする方法と、シミを薄くする効果のある食べ物を積極的に摂取して、体の内側からシミにアプローチする方法があります。

 

体の内側からシミをケアするのに有効な成分は、ビタミンCとLシステインです。どちらも、メラニン色素が出来るのを抑制する働きや、できたシミを薄くする狙いがあります。

 

 

有効成分@ ビタミンC

 

ビタミンCを多く含む食べ物は、野菜ならプリカ・パセリ・芽キャベツ・ピーマン・ブロッコリー・カリフラワーなどで、果物では、アセロラ・柿・キウイ・いちご・レモンなどです。

 

ビタミンCにはシミを薄くする効果だけではなく、活性酸素の抑制・免疫力のアップ・胃がん予防・抗酸化作用など、様々な働きをします。生きていくために必要な役割から優先的に摂取したビタミンCが使われるため、美容目的でビタミンCを摂りたいのであれば、1日約2000r程度が必要量となります。

 

 

有効成分? Lシステイン

 

Lシステインはアミノ酸の一種です。Lシステインを含む食べ物はあるにはありますが、含まれる量は本当にごくわずか。

 

Lシステインはメチオニンという必須アミノ酸を元にして作られています。体内のメチオニンの量が増えれば、それがLシステインに変わるので、メチオニンを多く含む食品を取ることが、Lシステインを増やすことに繋がります。

 

Lシステインを多く含む食品は、鰹節・しらす干し・マグロの赤身・カツオ・マサバなどの魚、鶏・豚・牛の肉類、チーズや牛乳などの乳製品、小豆や油揚げなどの豆類などです。

 

Lシステインの1日の必要摂取量ですが、メチオニンと合わせて、1日あたりの摂取量は「体重1s×15r」が推奨量です。体重50sなら1日あたり750rとなり、普通にバランスの良い食事をしていれば推奨量を超えることはありません。

 

ビタミンCやLシステインどちらにも言えることですが、実際に自分が食べた食事でどのぐらいが摂取できているのか、過不足を数値化するのは難しいですよね。

 

サプリメントであればキッチリ数値化して飲むことが出来るので、1日の必要量を超えないようコントロールしながら飲めるサプリはお勧めの美白アイテムだと言えます。

 

 

老人性色素斑の予防法

 

老人性色素斑を予防するには、兎にも角にも日焼け対策が一番です。日焼けをするのは紫外線を浴びるから。
紫外線は真夏の日差しが強い時だけでなく、曇りの日でも、秋冬の寒い時でも降り注いでいます。

 

肌に日差しをジリジリと感じない分、日焼け対策を忘れがち、怠りがちになりますが、紫外線による害を少しでも溜め込まないためにも、季節を問わず、少しの時間でも外に出ることがあるのであれば、基礎化粧の時にしっかりと紫外線対策をしておきましょう。

 

紫外線対策をしてメラニン色素ができないような肌環境を整えた次は、紫外線によってダメージを受けた肌が新しい肌に順調に生まれ変われるように保湿をしっかりしましょう。

 

肌水分が失われると、肌の弾力やキメを維持するために必要なコラーゲンが不足します。コラーゲンはプルプルお肌を維持するために必要なだけでなく、新しい肌に生まれ変わるため(ターンオーバー)に必要な日数が長くなってしまいます。

 

ターンオーバーにかかる日数が長くなるということは、それだけ肌にメラニン色素がとどまる時間が長くなる=シミになりやすいということなので、肌の乾燥には気を付けてしっかりを保湿をするようにしましょう。