シミ肌に卒業しま専科

ニキビ跡には3つのタイプがある!タイプ別 シミの消し方

シミになるニキビとならないニキビ

 

ニキビの跡が赤色や赤紫、または茶色くシミとして残ることがあります。これはニキビが出来たら必ずシミとして残るわけではなく、跡になりやすいニキビとそうでないニキビがあるのです。

 

 

ニキビは、白ニキビ・黒ニキビ・黄ニキビ・赤ニキビなどのように、ブツブツの色具合で分類されます。

 

 

白ニキビ

 

白ニキビは、出来立てホヤホヤのニキビです。これは、毛穴に汚れが詰まってしまい、そこが小さなプツプツになって肌に現れたもの。

 

 

ただ毛穴にメイクなどの汚れや皮脂が溜まっているだけなので、爪で潰そうとしたりしない限りシミになることはありません。

 

 

黒ニキビ

 

黒ニキビは、白ニキビが少し悪化したものになります。毛穴に詰まった汚れや皮脂が毛穴の中で固まりとなり、それが酸化して黒く見えている状態です。

 

 

しっかり丁寧に洗顔をするだけで、白ニキビ・黒ニキビは改善することが出来るので、無理やり手で潰したり、爪で角質を押し出そうとしないようにしましょう。手で触るとシミにならないはずだったニキビでも、ニキビ跡として残ってしまいます。

 

 

赤ニキビ

 

 

赤ニキビは、黒ニキビが悪化して炎症を起こした状態のものです。黒ニキビをケアせずにいると、毛穴に詰まったままの汚れや皮脂をエサにするため、
ニキビの原因菌であるアクネ菌が集まってきます。

 

 

そしてアクネ菌がたくさん集まってきたことで、黒ニキビが一気に炎症を起こし、黒かったニキビが赤ニキビへと変化するのです。

 

 

黄ニキビ

 

黄ニキビは、赤ニキビが更に悪化した状態のもので、赤ニキビの中央に白い膿のようなものが現れます。アクネ菌が集結して一気に炎症を起こした赤ニキビが、とうとう化膿するまで炎症を起こしてしまった一番酷い状態のニキビです。

 

 

おでこや顎にこの膿を持ったニキビが出来て、手でその膿をピュッと押し出した経験あるのではないでしょうか。膿を出した方が早く治るなんてことも聞いたことがあるようなないような。でも、この膿を押し出す行為が、一番治りにくい凸凹のクレーター状のシミを生み出してしまうので、絶対に手で押しつぶさないようにしましょう。

 

 

このように、白→黒→赤→黄の順番でニキビは悪化していきます。そして、ニキビ跡として残るのか残らないのかの境界線が黒ニキビです。黒ニキビが出来た段階で、しっかりとスキンケアが出来ていれば、シミとして残ることはありません。

 

 

 

ニキビ跡にも種類がある

 

ニキビが色別でタイプがあったように、ニキビ跡も3つのタイプに分類されます。赤みが残るタイプのシミ・茶色く残るタイプのシミ・陥没が残るタイプのシミの3つです。

 

 

赤みが残るタイプのシミ

 

赤ニキビや黄ニキビのようにアクネ菌が繁殖して炎症を起こしてしまった場合、体の免疫反応が働いて、そこに多くの免疫細胞を送り込もうと毛細血管が拡張します。アクネ菌を退治しようと集中してその部分の毛細血管が増える為、そこが赤くなって見えます。

 

 

炎症が比較的表皮の浅い部分で起こり、皮膚の生まれ変わり(ターンオーバー)も正常の場合、ニキビが治れば、やがて新陳代謝によって赤いシミは何もしなくても消えてなくなります。

 

 

ところが、炎症が表皮の深い部分まで沈んでしまうと、ターンオーバーが正しく行われなくなり、ニキビは治っているのに、いつまでも赤みが消えてなくならないということになります。

 

 

また、炎症が表皮を通り越して真皮層にまで及んだ場合、血管が破れて血液が周りの組織ににじみ出ることがあります。
それが赤紫や赤黒っぽい色のシミとして残ることになります。

 

 

茶色く残るタイプのシミ

 

茶色く残るタイプのシミは、炎症が原因でメラニン色素が沈着して起こります。

 

 

アクネ菌によって炎症が起こると、アクネ菌による害から皮膚を守ろうとして活性酸素が多く発生します。そして活性酸素は表皮の基底層という場所にあるメラノサイトに「メラニンを作って肌を守るよう」指令を出し、メラノサイトでどんどんメラニンが生み出されます。

 

 

そして、炎症が表皮の下の真皮にまで及んでしまわない様、メラニン色素は大量に生成され、表皮と真皮の間で肌を守るガードの役割をしてくれます。

 

 

そして、役目を果たし終えたメラニンは、皮膚細胞の新旧入れ替わりによって、皮膚の外にメラニンが垢として排出されていきます。

 

 

ところが、紫外線の害にさらされたり、ストレスや睡眠不足など色々な原因により、肌のターンオーバー機能が低下していると、本来排出されるべきメラニンがいつまでも表皮にとどまってしまい、これが茶色のニキビ跡として残ってしまうのです。

 

 

陥没が残るタイプのシミ

 

陥没が残るタイプのシミは、ニキビの炎症がとても強く酷くなった場合、毛穴自体が損傷を受けてしまい、ニキビが例え治ったとしても、皮膚損傷が激しく元通りには戻らなくなります。これが、デコボコとした陥没タイプのシミとして残ってしまうのです。

 

 

ニキビ跡を治す有効成分は?

 

デコボコと陥没したクレーター状のニキビ跡は自分で消すのは非常に困難ですが、赤や茶色く残るタイプのニキビ跡であれば、自宅ケアで消すことは十分可能です。

 

ビタミンC誘導体

 

ニキビ跡を薄くするのに一番有効な成分は、ビタミンC誘導体です。ビタミンCと言えば、言わずと知れた美容には欠かせない栄養素。

 

  • メラニン色素の生成を抑える
  • メラニン色素を薄くする
  • 活性酸素を分解する
  • コラーゲンの生成を助ける
  • 抗炎症作用
  • 皮脂分泌を抑制する
  • ターンオーバーを整える

 

このようにビタミンCは万能な栄養素ですが、ビタミンCを口から摂取するよりも、直接肌から吸収させた方がより効果的です。

 

 

だからと言って、ビタミンCを豊富に含むアセロラジュースを化粧水の様に使ってもダメです。ビタミンCはそのままの状態では肌に浸透することができません。
そこでお勧めなのがビタミンC誘導体です。

 

 

ビタミンC誘導体は、そのままの状態では肌に行き届きにくいビタミンCを、浸透しやすくしたもの。ニキビ跡を治したい場合は、ビタミンC誘導体を含んだ化粧水や美容液を使うようにしましょう。

 

 

プラセンタ

 

ニキビ跡を消すのに効果的な美容成分はビタミンC誘導体ですが、一つ問題があります。それは超敏感肌の人には刺激になるかもしれないということです。
ビタミンC誘導体は皮脂分泌を抑制するので、乾燥肌の人が使った場合、更に皮脂が不足して乾燥が進行し、ビタミンC誘導体を塗った時に肌がピリピリするという人もいます。

 

 

どうしても肌に合わないという場合は、プラセンタもニキビ跡にはお勧めです。

 

 

  • ターンオーバーを整える
  • ホルモンバランスを整える
  • 新しい皮膚の再生を促す
  • 抗炎症作用
  • コラーゲンの生成を促す
  • 活性酸素を除去する
  • 保湿効果

 

 

このようにプラセンタもビタミンC誘導体と似たような美容効果があります。プラセンタとビタミンC誘導体の違う点は、沈着した色素を還元化(薄くする)するかどうかの違いです。その他は同党の役割を果たしてくれるので、プラセンタはビタミンC誘導体に次ぐ第二の選択肢と言えます。

 

 

ハイドロキノン

 

茶色く色素が沈着したタイプのシミには、美白成分の中で最も効果の強いハイドロキノンもお勧めです。ただし、注意点が2つあります。

 

 

まず1つ目の注意点は、ニキビとニキビ跡が混在している場合は、ハイドロキノンは使えません。ハイドロキノンは美白効果の非常に強い成分なので、ニキビが存在している場合、アクネ菌の炎症を更に悪化させてしまうことがあります。

 

 

顔にはニキビは存在せず、色素沈着したニキビ跡しかない。ビタミンC誘導体を試してみたけれど、それでも根深いシミが存在する。こういう場合であれば、ハイドロキノンは選択肢の一つとして挙げられるでしょう。

 

 

次に2つ目の注意点は、ハイドロキノンの含有濃度に注意するということ。ハイドロキノンは色素を漂白するという強い作用がある為、その分副作用の心配もあります。厚生労働省は副作用の心配がなく安心して使える限界を、市販品は2%までと定めています。

 

 

市販品の中には4〜5%という濃度の商品もありますが、安心して安全に使う為にも、ハイドロキノン含有率は2%以下で、なおかつ医師が監修して作られたドクターズコスメを選ぶようにしましょう。